第3回演奏会のご案内

A. スカルラッティとF. ガスパリーニ　

燦然たるカンタータの競演

ディスコルシ・ムジカーリ第3回演奏会はA. スカルラッティとF. ガスパリーニのカンタータをテーマとしたプログラムです。

バロック時代を代表する作曲家A.スカルラッティは、生涯に600曲という驚異的な数のカンタータを残し、オペラと和声法で名高かったF.ガスパリーニも100曲以上の作品を創作しています。しかしこれらの膨大な作品はいつ、どこで、どのような目的で創作・演奏されたのでしょうか。

今回は二人の作曲家が公私ともに深い尊敬と友情で結ばれた1700年以降の活動に焦点を当て、18世紀ローマの爛熟した音楽環境に迫ります。プログラムには二人が同じ歌詞に作曲し交換した作品「行け、ああ我がため息よ」のほか、ローマの大貴族の館で演奏された華やかな器楽付き作品、そして知られざる美しい二重唱など、二人の才能ほとばしる名曲を取り上げます。

演奏会に先立つプレ講演会では、カンタータの魅力と傑作誕生の物語について多数の史料とともにお話いたします。スカルラッティとガスパリーニの燦然たるカンタータの競演をどうぞお楽しみください。（下記チラシ裏面の本文より）

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第3回演奏会のチラシ